何が一番つらかった?子育てとの両立で心も体も限界だった看護師生活

私が看護師を辞めた理由
看護師ママ
看護師ママ

正直、看護師と子育ての両立って、想像以上にしんどくない?

そんな問いに、私は胸を張って「はい」と答えたい。
協力的な夫がいても、毎日は本当にハードでした。

この記事では、3人の子どもを育てながら看護師として働いていた私が、日々感じていたリアルな苦労や限界、そして退職に至るまでの経緯を赤裸々に綴っています。

おさゆ
おさゆ

今、同じように頑張っているママナースの方に

「わかる」と共感してもらえたら嬉しいです。

朝の時間は毎日が戦争

夫は家事・育児にとても協力的で、風呂掃除・朝ごはん作り・オムツ替え・着替えなど、できることはすべてやってくれていました。
それでも、小学生・幼稚園児・保育園児それぞれに対応が必要で、毎朝はとにかくバタバタでした。

小学2年生の長男

長男が小学生になったことで、少しは楽になるかと思っていましたが…
そんなに甘くはありませんでした。

通学班への同行

登校班の集合場所へ行くには道路を渡る必要があり、危ないので親が付き添うことに。
さらに「○○の信号までついてきてほしい」と言われていたので、途中まで一緒に行くのが日課でした。

おさゆ
おさゆ

もちろん、手を振って見えなくなったら帰り道は全力ダッシュです。笑

朝のワンオペ

夫が早番の日は、集合場所まで下の子2人を連れて行く必要がありました。
朝食の途中でも着替えをさせて、間に合わない時はあきらめてパジャマで連れて行くことも。
そしてその流れで保育園と幼稚園へ。

おさゆ
おさゆ

仕事に間に合わないかもしれない焦りから
イライラして怒鳴り散らしてしまうこともありました。

出発直前の忘れ物

前日に翌日持っていくものをチェック。当日も準備万端。のはずが…
集合場所に着いたら手ぶら。
玄関に置いた荷物を忘れて、私がダッシュで取りに戻ることも。

おさゆ
おさゆ

仕事に行く前からヘトヘトになっていました。

出発直前の「学校行きたくない」発言

小学2年生になったころ、仲の良い友達とクラスが離れてしまいました。
後ろの席の子がいたずらをしてきて嫌だと話すこともあり、家を出る直前に「行きたくない」と泣き出すことも。
 

おさゆ
おさゆ

車で送るにも8時以降じゃないとNGというルールに毎朝ヒヤヒヤしていました。

幼稚園児の次男

長男・長女の対応に追われて、記憶が薄れてしまった部分もありますが(ごめんね笑)、次男も支度に時間がかかっていました。

几帳面でマイペース

ご飯はのんびり、洋服選びもこだわりが強く、私が選んだ服はほとんど着てくれませんでした。
長男はスムーズだった分、余計にイライラしてしまうことも。

保育園児の長女

おさゆ
おさゆ

初めての女の子で甘やかされて育った末っ子。とにかく手がかかりました。

地獄の朝食タイム

用意した食事を嫌がり、兄のごはんを横取り。
怒ると牛乳をこぼしたり、お皿を投げたり大暴れ。服や床も毎朝悲惨な状態でした…

何を言っても聞かない

髪を結ぼうとすれば逃げる、服は着ない、全裸で走り回る…。
やっと着せてもすぐに脱ぎ、上履きを履かずに登園拒否。
末っ子パワー全開でした。


仕事終わりも休めない

9時〜15時の時短勤務でフリー業務を担当。
患者さんを持たないため記録を書くということがなかった分、昼休憩以外は動きっぱなし。
帰りの車だけが唯一ゆっくり休める時間でした。

そして、保育園・幼稚園・学童の3か所にお迎え。
園庭で遊びたがったり、虫を見て止まったり、友達に会うと余計に帰れず…。
帰宅後も「外で遊びたい!」の嵐。
何とか家に入れて、3人を一人でお風呂に入れたら、次は夕食の準備。

だけど…

末っ子👶「ママー!抱っこ〜!」

次男👦「ママー!見て見てー!」

長男👦「ママー!これなんて読むの?」

夕方の負担を軽くするためにと朝に準備しておいた夕食も、結局全然並べられない。

おさゆ
おさゆ

心の中では

「1人じゃ無理ー!!!」

と叫んでいました。


夜も自由はない

「ママと寝たい」3人の子どもたち。
布団で両脇に挟まれながら寝落ちする日々。
調べ物があるときは、信号待ちの車内でスマホ確認することもありました。
夜更かししない分、早寝早起きで健康的だった…かもしれません(笑)。


産後の物忘れと焦り

産後や育休明けの影響か、物覚えが悪くなったと感じていました。
復習時間も取れず、知識の再習得に苦労。
同じことを何度も聞けないので、人を変えて質問したり、ひたすらメモを取ったり。
毎日必死でした。


睡眠の大切さと限界のサイン

睡眠は心の安定に大きな影響があるとされています。
そのため、わたしは睡眠をとても大事にしていました。

子どもの睡眠と心の安定

私は「睡眠が心の安定に直結する」と考えていて、20時には寝るようにしていました。
そのおかげで、子どもたちは自分で起きて、機嫌もよく、癇癪もありませんでした。

おさゆ
おさゆ

でも、そのリズムを守るためにゆっくり座って休む暇もなく、私自身は毎日クタクタ。

自分の睡眠は細切れ

わたし自身はというと、夜中に起きる長女やオムツの次男に起こされることもあり、まとまった睡眠が取れず疲労は蓄積するばかりでした。

身体の不調が続いた

微熱、高熱、胃腸炎、…。熱を出すのは家族で私が一番多かったと思います。
夫婦喧嘩の翌日に熱が出たり、胃が痛くなって胃カメラ検査を受けたり。

おさゆ
おさゆ

「このままだと壊れてしまう」
そんな思いが、頭から離れませんでした。


「夜勤に出てほしい」で、退職を決意

そんな中、職場から休日勤務や夜勤の打診が。

夜勤を引き受けた場合
  • 休日勤務は時短不可でフルタイム
  • 平日休みは取れても、子供の行事で潰れる
  • 夜勤は週末対応。でも朝帰宅しても子どもがいて休めない
  • 身体が休まらないまま月曜日が始まる

また、子どもとゆっくり過ごせる週末が失われるのは耐えられませんでした。

おさゆ
おさゆ

夫も同意してくれて、退職を師長に伝えました。


まとめ|退職後の体調は良好

退職後、体調は安定し、朝もゆったり過ごせるように。

子どもたちの話をしっかり聞ける余裕もできました。
あのまま働き続けていたら、本当に壊れていたかもしれません。
もちろん、看護師と育児を両立できる人もいます。
でも私にとっては、「頑張ればどうにかなる」では済まされない毎日でした。

もし今、同じように身体や心に限界を感じている方がいたら…
どうか、少し立ち止まって、自分を見つめてみてください。
この発信が、誰かが自分を大切にするきっかけになりますように。

この記事を書いた人

3児の母で元看護師の「おさゆ」です。
看護師として約15年働いたのち、退職していまは家事・育児・ブログに奮闘中。
このブログでは、看護師を辞めたあとのリアルな暮らしや、これからの働き方について等身大で発信しています。

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わたし、看護師やめてみました。

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