看護師を退職後、どう過ごしてる?子育てママのリアルな日常と“辞めてよかった”理由

看護師 退職後 過ごし方 今のわたしのはたらき方

看護師を辞めたあとって実際どうに過ごしてるの?

子育て中のママが退職して後悔してない?

おさゆ
おさゆ

そんな疑問や不安を抱えている方に向けて、私が実際に看護師を退職したあと
どんなふうに過ごし、どんなことを感じたのかをリアルにお伝えします。

看護師を辞めた理由と、辞めた直後の気持ち

看護師 辞めたあと 気持ち

「このまま続けるのは無理」心も体も限界だった

3人の子育てをしながらの勤務。協力的な夫がいても、仕事と家庭の両立は想像以上に大変でした。
発熱、胃腸炎、コロナ感染、ギックリ腰…

おさゆ
おさゆ

家族で1番体調不良を起こしていたのは子供ではなく私でした。笑

そんな余裕のない毎日を送っているせいか、夫婦間喧嘩も絶えない日々。
「このままじゃ心も身体も壊れる」と感じたことが、退職を決めたきっかけです。

退職して感じた開放感と、意外な心の安定

辞めた日、病棟を出た瞬間はとにかくホッとしました。

おさゆ
おさゆ

ああ、もうあのバタバタや、心の余裕のない毎日から解放されたんだ〜。と感じたことを今でも覚えています。

意外だったのは、辞めたあとの「不安」が思ったよりなかったこと。
「次はどうするんだろう?」
という考えはありつつも、それよりもまず「今までよく頑張ったな」
という気持ちが大きくて、自分を責める気持ちは全くありませんでした。

辞めることは逃げじゃない。私たちは何も悪くない

辞める前、何度も「申し訳ないな」と思いました。
職場の人手不足を考えたり、残されるスタッフへの罪悪感が湧いたり…。
でも今ははっきり言えます。

辞めるのは労働者側の自由です。
あなたは何も悪くありません。

  • 人手不足は現場の責任ではなく、体制を整えない経営側の責任
  • 辞めてほしくないなら、それに見合う環境・制度を用意すべき
  • 人が辞めるのは、トップのマネジメント力の問題
おさゆ
おさゆ

自分や家族を犠牲にしてまで働くことは「美徳」ではありません。
「もう無理かも」と思ったときが、立ち止まっていいサインです。

辞めたあと、気持ちが穏やかになり、子どもに優しくなれる自分に気づきました。
それだけで、辞めてよかったと心から思えたのです。


退職後のリアルな生活スケジュール(1日の過ごし方)

退職してまず変わったのは、時間のゆとりでした。

退職後の変化
  • 朝に余裕があり、1日が穏やかにスタートできる
  • 早寝ができるため子どもが早起きで、余裕をもって過ごせている
  • 自分のために使える時間があることで、心も整った
  • やってみたいことに挑戦できた

夕方以降は相変わらずバタバタしますが、仕事の疲れがない分気持ちに余裕があり、家事の合間で子どもと向き合う時間が増えたのは、退職して一番良かったことかもしれません。


辞めてよかったと思えたこと

心と体がラクになった

一番の変化は、体の疲れと心の重さがなくなったことです。
勤務中は常に時間に追われ、体力の限界まで動き、家では母親として休む暇もなかった毎日。
それが、退職後は「今日はゆっくり休もう」と思ったときに本当に休める。
それだけで、これまでどれだけ無理していたかがわかりました。

心身の変化
  • 肌の調子が良くなった
  • 体調を崩しにくくなった
  • 休みの日、子供と身体を動かすのが楽しみになった。

夫や子どもとの関係がどう変わったか

忙しくて余裕がなかった頃は、夫との会話も減り、子どもに対しても「ちゃんと向き合えていないな」と感じることが多くありました。
でも今は、子どものちょっとした言葉に笑ったり、夫と他愛もない話をしたり、そんな日常の小さな幸せを感じられるようになりました。
夫や子供の笑顔が増えたのは、母である私が笑っているからだと感じています。

おさゆ
おさゆ

家族との関係が穏やかになると、自分自身も安定していく。

これは実感として、とても大きな変化です。

退職後にやって良かったこと5選

まずはしっかり休む

有休消化の期間は「何もしない」ことを自分に許しました。
仕事をしていた頃には考えられなかったような、ゆるやかな毎日でした。

おさゆ
おさゆ

その時間が、心と身体をリセットするのに本当に必要だったんです。


家計を整えて不安を減らす

収入が減る不安を解消するため、改めて家計の見直しをしました。
月の収支を把握することで足りない金額が見える化でき、働くor 働かないを検討できるので不安はありませんでした。

おさゆ
おさゆ

固定費の削減による支出の削減、資産運用を続けることでの将来の安心は心の安定につながります。


自分の時間で「好き」を見つける

退職後はふと「私って何が好きだったっけ?」と自分に問いかける時間ができました。
自分磨きやブログなど、日常の中に小さな楽しみを見つけられたのは大きな収穫でした。
今は週1回のPTAバレーで身体を動かすことが楽しいです!

おさゆ
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「わたしはやっぱり看護師が好き」という人も、どんな働き方があるのか調べてみるのもいいですね!


情報収集(派遣・在宅・副業)

早い段階から「辞める」ことは意識していたので、たくさん情報収集はしていました。
将来的な働き方を考えて視野が広がり、派遣や単発のバイト、在宅ワークなど「これならできそう」と思える働き方が見えてきました。


発信をはじめる(ブログ・SNSなど)

今の仕事を辞めたいと思った時に

  • 辞めたあとってどうしてるのかな?
  • フリーランスで働いてる看護師っているのかな?

と思い検索したことがありました。
しかし、企業のサイトが多く、自分が求める情報を発信している人があまりいませんでした。

転職ばかりを勧めてくるサイトもあり、場所を変えたい訳ではないのだと。
そこで、ないなら自分で発信すればいいのでは?と思いブログを始めました。

自分の経験を発信し「辞めた経験が誰かの役に立つ」ことを目標に日々発信しています。

おさゆ
おさゆ

もともと、これからの時代パソコンが使えるようになりたいと思っていたので、日々勉強しながら楽しんでやっています!


看護師に戻らなくても「資格」は武器になる

退職=「看護師自体を辞めること」ではありません。
ブランクがあっても、短時間でも、看護師が必要とされる場はたくさんあります。

看護師という国家資格は無敵です。

無資格のサラリーマンに比べ、88歳で高齢者施設に転職し、99歳でも現役で看護師として働いている人もいるくらい、需要がある資格なのです。
訪問看護や健診バイト、派遣など、自分のペースに合った働き方を選べる時代です。

おさゆ
おさゆ

「いつでも戻れる」と思えるだけで、気持ちがグッと軽くなりました。


迷っているあなたへ伝えたいこと

看護師ママ
看護師ママ

辞めたいけど、辞めて大丈夫かな…?

そう思っているなら、まずは「辞めても大丈夫」という選択肢を持つことから始めてみてください。

おさゆ
おさゆ

実際、病院を辞めてから顔を出しに行ったことがあるのですが
結局私がいなくなっても病棟はちゃんと回っていました。

まとめ
  • 辞めることは逃げではない
  • あなた自身と家族を守るための、大切な選択
  • 看護師は素晴らしい仕事だけれど、あなたの人生はもっと大切
  • 自己犠牲は不要

一度立ち止まって、自分の心と体の声に耳を傾けてみてくださいね。

この記事を書いた人

3児の母で元看護師の「おさゆ」です。
看護師として約15年働いたのち、退職していまは家事・育児・ブログに奮闘中。
このブログでは、看護師を辞めたあとのリアルな暮らしや、これからの働き方について等身大で発信しています。

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わたし、看護師やめてみました。

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